ひかり社会保険労務士法人

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夏の繁忙期を終えて

2017年7月14日 金曜日

うだるような暑さが続いていますが、梅雨明けはまだ先のようですね。

京都は祇園祭ムードが高まっていて、あちらこちらから御囃子が聞こえます。

 

さて、7/10(月)は、労働保険の年度更新と月額算定基礎届の提出期限でした。

2大イベントの1つが終わったことになります。(もう1つは年末調整ですね)

ご担当の皆様、大変お疲れ様でした。

 

当法人も多くの事業所様の届出をさせていただくため、所内で何度も進捗を確認し合いながら進めていきましたが、本当にバタバタとした繁忙期でした。

 

実は今年、算定基礎届のリーダー(この呼び名を口にするのも憚られますが)を務めさせていただきました。

進捗管理表で資料の揃い具合を見ながら、業務の進捗状況を確認していくという役目です。算定3年目ですので、過去2回の経験をいかして頑張ろう!と意気込んで挑みましたが、結果、先輩方のアドバイスに終始助けられて終わりました。

不甲斐ない結果のようですが、でもこの業務はやはり、チームワークがものを言うなと実感したのが正直な感想です。日々は背中合わせに仕事をしていますが、この時期は、同じ画面を見て話す時間も少し多かったような・・・。

 

来年、別の誰かがリーダーを担当した時に、今年私が助けてもらったことを、そっくりそのまま行動に移せるようになりたいと思います。

 

ひとまず、明日からの3連休でリフレッシュしたいです!

祇園祭に繰り出す方もいらっしゃるかもしれませんね、熱中症にはどうぞご注意ください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

連休前に、仕事の整理を。

2017年4月28日 金曜日

世間では、いよいよ明日からゴールデンウィークです。

サービス業は搔き入れ時ですし、

月末月初は繁忙で休みどころではない!という職種の方もいるかと思いますが、

待望の長期休み!の方も多いでしょう。

 

だ、ゴールデンウィークと同時期に話題になるのが「五月病」です。

正式な病名ではありませんし、医学的定義も無いようですが、

4月に新しい環境に飛び込んで連休が明けた頃に、気力がわかない、体が重い、食欲が無いなど、

心身に出てくる不調のことをそう呼んでいますね。

きっと多くの人が「五月病かも・・・」と感じたことがあるのではないでしょうか。

 

新入社員に多いと言われますが、長く働いている人でも何をきっかけに五月病になるかわかりません。

羽目を外しすぎないなど連休の過ごし方も大切ですが、連休に入る前の仕事の片づけ方も大事になって きますね。

もちろん全ての仕事をきれいサッパリ片づけられたら、言うことありません。

しかし、そうはいかないのが現実です。  

 

連休の最終日になって「明日から仕事だ、どうしよう、何から手をつけよう・・・」と不安な状態で 出社日を迎えないための、簡単な方法があります。


休みに入る前に、休み明けの仕事を書き出す、それだけです。

 

当法人では業務日報をつけていて、その日にした仕事と、持ち越した仕事も記録するようにしています。

それだけですが、随分と頭が整理できるものです。

代表がスタッフの仕事を把握するだけでなく、自身の仕事の整理にも大きく役立っています。 (とはいえ、私はいつもなぐり書きのような日報です)

 

残念ながら、五月病からやむなく退職に至るケースもあるようです。

上司の方は連休前に、皆さんが仕事の整理が出来ているか一度確認されてみてはいかがでしょうか。

頭が整理できれば、休み明けの不安は少し軽減できるかもしれません。

 

 それでは、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください!

長時間労働の削減に向けての企業の取り組み

2017年3月31日 金曜日

こんにちは。ひかり社会保険労務士法人です。

先週、繫忙期の残業の上限は、“1月100時間未満(年間720時間以内)に規制”と報道されました。

そこで、今回はワークライフバランスの実現と、長時間労働の改善に向けて、積極的に取り組んでいる企業の取り組みをご紹介させていただきます。

下記1の「働き方改革実現会議」の資料では、業務の効率化と残業の削減、有休等の取得促進に関する、具体的な事例とその効果について、「1~99人」と「100~300人」の事業規模に分けて掲載しています。

この資料を一覧すると、「業務の効率化」と併せて、「所定外労働時間の削減」、あるいは、「年休取得促進」という課題に取り組んでいる企業が多いことに気づきます。そこで、この3つのテーマの中から、各企業の実践事例をピックアップしてみました。

 

◆所定外労働時間の削減に関する具体的な事例
<労働時間の短縮>
・ノー残業デーの実施(週1回、月1回、閑散期に年3回など)
・始業時間の繰り上げ(9:00~18:00→8:30~17:30と30分前倒し)
・業務閑散期の終業時間の繰り上げ(17:30→17:00と30分早くする)

<繫忙期の対応>
・年末年始等の繫忙期は、他の支社の応援を依頼(レンタカー会社)
・他部署の応援を依頼
・派遣の活用

◆年休取得促進に関する具体的な事例
・法定の年休の他、有給の特別休暇の取得促進(バースデー休暇等)
・リフレッシュ休暇(建設業:一つの工事終了後、次の工事開始までの数日間)

◆業務の効率化
・会議時間の短縮
・業務に係る労働時間の見える化(無駄な時間の削減)
・業務の平準化(特定の人への業務の集中を回避)

また、下記3の資料では、『業務量が減らないのに残業が減らせるわけがない!』という多くの企業が抱える問題について、業務改善に向けた解決方法をイラスト入りで分かりやすく解説しています。

以下、企業の様々な取組事例は、自社での残業時間の削減や業務の効率化を図る上でのヒントになるのではないでしょうか。

1.企業における働き方改革取組事例(首相官邸「働き方改革実現会議」より)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/tihousousei_setumeikai/h28-06-24-siryo4.pdf

2.厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」
※業種や事業規模等での検索が可能
http://work-holiday.mhlw.go.jp/case/list.html

3.「働き方を見直せば会社はもっと成長する」
(石川県ワークライフバランス実践虎の巻)
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kodomoseisaku/worklifebalance/documents/wlbtoranomaki.pdf



hatarakikata

プレミアムフライデー(その後)

2017年3月10日 金曜日

こんにちは、今週もブログを読んでいただき有難うございます。

 

3月は健康保険料率が改定される月です。

多くの都道府県で保険料率が変更しています。

当月徴収の事業所では、3月支給の給与で控除する社会保険料から金額が変わりますので、給与ご担当の方はどうぞご注意ください。

 

さて、先日このブログでも取り上げたプレミアムフライデーですが、皆さまのまわりの反応はいかがでしたでしょうか。

実は当法人も、試験的に導入してみることになりました。今週はその感想です。

 

2月24日(金)、退社目標の16時は少し過ぎてしまいましたが、傾きかけた夕日がまだまだ明るい頃に事務所を出ました。

その日はそのまま食事に出かけたのですが、17時のお店には誰もいません。

実施企業は数%と言われていたのを思い出しながら食事をし、途中からお客さんの数も増えて、ようやく見慣れた週末の風景になりました。

実感としては、はしごが出来るほど、夜の時間が本当に長かったです。習い事にしても、ちょっとした遠出にしても、何かをするには十分な時間だと思いました。

 

日頃から残業が当たり前になっているため、16時退社は到底かなわないと思っていたのですが、いざ心を決めると、意外にも「これだけは今日済ませよう、これは来週で構わない」と冷静になれるものです。これを日々の業務にも当てはめられれば、残業時間の削減につながるのかもしれません。

プレミアムフライデーの導入は、日頃の仕事の進め方を見直すきっかけになる・・・とは言いすぎかもしれませんが、今回初めて社員全員で16時退社という目標に向かった一体感は悪くなかったです。

 

このようなことができるのは、日頃お世話になっている顧問先の皆様のご協力あってのことです。心より感謝申し上げます。

ちなみに代表の德光は1人、電話番をしていたようです。