残暑厳しい毎日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先週日曜日は、社労士試験日でした。
私は今年 試験から一旦離れたスタッフですが、社内には受験者がいたので、
普段から頑張っていた姿に触発され、来年また挑戦しようと密かに決意しました。
さて、9月は厚生年金保険料率の改定月です。
9月分から、厚生年金保険料が変わります。
同月徴収の事業所は、9月の給与で控除する保険料から、
翌月徴収の事業所は、10月の給与で控除する保険料から、
新しい保険料率が適用されます。
また、9月は算定基礎届で定時決定した等級に変わる月でもあります。
ただし、7月・8月・9月に月額変更した場合は、さらに注意が必要です。
7月・8月・9月に変更した等級は、定時決定の等級より優先するからです。
ですので、7月・8月に変更した等級を、定時決定の通知書に書いてある等級に変えてはいけません。
給与担当者は注意点が多いですが、どうぞお気を付けください。
ところで。
この保険料率、一体いつまで上がり続けるの?とお思いの方いらっしゃいますか。
厚生年金保険料率は、平成16年厚生年金保険法の改正により、毎年段階的に改定されることになりました。その改定は、実はこの平成29年9月の【18.300%】が最後なのです。
今後はこの料率で固定化されます。
また、平成27年に被用者年金制度が一元化したことにより、公務員共済・私学共済の保険料率も将来的に厚生年金保険と同率となります。(公務員共済は平成30年、私学共済は平成39年)
ご不明な点がございましたら、お気軽に当法人へお問合せください。
※各都道府県ごとの健康保険料もご覧いただけます。